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【2026年最新】リフォームは簡単にできるの?お手軽リフォームには自由度が高い木工事がおすすめ|費用相場・確認申請・補助金まで

作成者: Admin|4/17/22, 3:00 PM

【2026年最新】リフォームは簡単にできるの?お手軽リフォームには自由度が高い木工事がおすすめ|費用相場・確認申請・補助金まで

情報更新日:2026年8月17日
この記事でわかること
  • 簡単リフォーム(お手軽リフォーム)とは、既製品の据え付けや内装の入れ替えなど、工期がおおむね2日程度で収まる小規模な工事のこと。引っ越しや長期の仮住まいが不要で、暮らしながら実施できます
  • 簡単リフォームに木工事が向くのは、既製品のサイズに合わせるのではなく「家の寸法に合わせて造れる」から。押入れ・階段下・廊下のわずかな奥行きなど、既製品では埋められない空間を収納に変えられます
  • 費用の目安はクロス張り替え(6畳)4万〜7.5万円、押入れのクローゼット化8万〜25万円、階段下収納の新設15万〜50万円、シューズクローク(3畳程度)30万〜50万円
  • 2025年4月の建築基準法改正(4号特例の縮小)で、木造2階建てでも「主要構造部の過半の修繕・模様替え」には建築確認申請が必要になりました
    ただし収納の造作・クロス張り替え・設備交換など、構造に触れない工事は
    従来どおり申請不要です
  • 2026年は「みらいエコ住宅2026事業」(リフォーム最大100万円/戸)「先進的窓リノベ2026事業」(最大100万円/戸)が使えます。
    ただし木工事の収納リフォーム単体では補助対象になりません。断熱改修と組み合わせるのが条件です
  • 2025年の住宅リフォーム市場規模は7兆5,119億円(前年比2.5%増)、2026年は7.7兆円(同1.9%増)と予測
    資材費・人件費の上昇が続いており、工事単価は上がる方向にあります(矢野経済研究所)

1. 結論:2026年に簡単リフォームを考えるなら押さえる3つのこと

家を「もう少し快適にしたい」「使い勝手をよくしたい」という方におすすめなのが、簡単リフォーム(お手軽リフォーム)です。大がかりな工事を伴わないため、暮らしながら短期間で実施でき、費用も抑えられます。

ただし2026年のリフォームは、2024年以前とは前提条件が変わっています。まず押さえるべきは次の3点です。

2026年に簡単リフォームを検討するなら
  1. 収納の造作・内装工事は、建築確認申請の対象外。
    2025年4月の建築基準法改正で「大規模な修繕・模様替え」には申請が必要になりましたが、これは主要構造部(壁・柱・床・梁・屋根・階段)を過半にわたって手を入れる工事のこと。木工事による収納づくりやクロスの張り替えは従来どおり申請不要で着手できます
  2. 「小さく始める」ほうが、結果的に総額を抑えられる。
    住宅リフォーム推進協議会の調査では、実際のリフォーム費用は築20〜30年で平均324.4万円、築50年以上では平均637.8万円。傷みが進んでから着手するほど費用は膨らみます
  3. 補助金を狙うなら、断熱改修とセットにする。
    2026年の国の補助事業は「窓・躯体の断熱改修を含むこと」が条件です。収納リフォーム単体では対象外ですが、内窓の設置などと同時に計画すれば補助を受けられる可能性があります
7兆5,119億円
2025年の住宅リフォーム市場規模(推計・前年比2.5%増)
7.7兆円
2026年の予測(前年比1.9%増)
2日程度
簡単リフォームの工期の目安

出典:矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2026年)」。工期は自由住宅の施工実績にもとづく目安です。

2. 簡単リフォームは、自分ではなく工務店や業者への依頼がおすすめ

リフォームには、自分でDIYをする方法と、工務店や業者などのプロに任せる方法があります。どちらがよいかはケースバイケースですが、多くの場合、プロに任せたほうが安心です。理由は次の4点です。

理由1:構造に影響する工事は、素人が触るとトラブルにつながる

壁を抜く、床下地を組み替えるといった工事は、建物の強度に直結します。見た目には問題がなくても、耐震性を損なったり、床鳴り・たわみの原因になったりすることがあります。特に木造住宅では、どの柱・どの壁が構造上必要なものかを図面と現場の両方から判断する必要があります。

理由2:やり直しの費用まで含めると、結果的に安く済むことが多い

DIYは材料費だけで済むため一見安く見えますが、仕上がりに納得できずやり直したり、失敗を業者に手直ししてもらったりすると、最初からプロに頼むより高くつくケースがあります。クロス・塗装・フローリングなど「仕上がりがそのまま見える」工事ほど、この傾向が強くなります。

理由3:水まわり・電気の工事は、法律で資格・登録が求められる

元記事では「専門の資格が必要」とだけ記載していましたが、根拠となる法令を明確にしておきます。

資格・登録が必要な工事(DIY不可)
  • 屋内配線工事・コンセントの増設など:電気工事士法により、電気工事士の資格が必要です。事業として請け負う場合は、請負金額が500万円未満であっても登録電気工事業者としての登録と主任電気工事士の設置が求められます
  • 給水管の分岐・引き込みなど:水道法により、水道事業者(各自治体)から指定を受けた指定給水装置工事事業者でなければ施工できません
  • ガス機器の設置・接続:ガス事業法・液化石油ガス法にもとづく資格が必要です

理由4:仕事が早い

プロは工程を組んで動くため、同じ工事でも所要時間が大きく違います。休日を何度もつぶしてDIYを続けるより、2日で終わらせて生活を元に戻せるほうが、実質的な負担は小さくなります。

DIYとプロ依頼の判断目安
工事の内容 DIYの可否 理由・注意点
棚板の設置、フックの取り付け DIYでも可 下地(間柱)の位置を確認すること。石膏ボードだけに固定すると落下します
クロスの張り替え 推奨しない 継ぎ目・入隅の処理で仕上がりの差が大きい。6畳4万円台から依頼できます
造り付け収納・カウンターの造作 推奨しない 壁・床の不陸(ゆがみ)に合わせた加工が必要。既製品と違い現場合わせが前提です
コンセント増設・照明の配線 不可(違法) 電気工事士法により資格者以外は施工できません
給水・給湯管の分岐 不可 水道法により指定給水装置工事事業者のみ。漏水は階下・隣家への賠償問題に発展します
壁の撤去・間取り変更 不可 耐力壁かどうかの判断が必要。工事内容によっては建築確認申請の対象になります(第6章参照)

※法令にもとづく整理です。工事の可否は現場の状況によって変わります。判断に迷う場合は着手前に施工業者へご相談ください。

3. リフォームは「家が古くなったからやらなければならないこと」ではない

リフォームのきっかけは「家の老朽化」や「壊れたから」という理由が多いのですが、古くなくても、壊れていなくても、「使い勝手をよくするため」「快適性を上げるため」にリフォームすることはもちろんできます。簡単リフォームなら、手軽によりよい暮らしが手に入ります。

簡単リフォームの3つのメリット

◆短期間で済む

簡単リフォームとは、既製品の据え付けなど、工期が2日程度の工事範囲で済むものを指します。多くの場合、大掛かりな工事は不要で短期間で完了するため、引っ越しの必要や、部屋が使えないといった不便がほとんどありません。

◆手軽な価格でできる

気になる部分だけをリフォームするなら、低コストで実現できます。たとえば6畳のクロスの張り替えなら4万円台から依頼することが可能です(スタンダードクロスの場合)。手軽な価格でお部屋の雰囲気を変えられるのは大きな魅力です。

◆安全性・クオリティが高い

業者による簡単リフォームは、初心者のDIYと比べて安全性が高いのもメリットです。またプロに頼むことで、仕上がりのクオリティも高くなります。クロスや塗装、フローリングなど、仕上がりが気になるリフォームに関してはプロに任せたほうがよいでしょう。

「早めに手を入れる」ほうが総額は安い

住宅リフォーム推進協議会の調査によると、実際にかかったリフォーム費用の平均は築20〜30年で324.4万円、築50年以上では637.8万円と、およそ2倍に跳ね上がります。傷みが進んでから着手するほど費用は膨らむということです。気になる箇所が出てきた段階で早めに相談するほうが、結果として総額を抑えられます。

 

4. 簡単リフォームには木工事が最適な理由

木工事(もっこうじ)とは?

木工事(もっこうじ)とは、木材をおもな原料として、加工・組み立て・取り付けを行う工事のことです。具体的には、住宅の骨組を木材でつくったり、木製の設備を取り付けたりする工事を指します。リフォームでは、棚・収納・カウンターなどの造作家具に応用されています。

木工事が簡単リフォームに向くのは、既製品のサイズに部屋を合わせるのではなく、部屋の寸法に家具を合わせて造れるからです。以下の3点が具体的なメリットになります。

◆収納を増やすリフォームが得意

木工事リフォームは、簡単リフォームで最も要望の多い「収納を増やすこと」が得意です。新たに収納家具を買うことなく、今あるスペースを有効活用できます。とくに東京23区のように住宅面積が限られるエリアでは、家具を置いて床面積を削るより、壁面や階段下といった「使われていない立体空間」を収納に変えるほうが有利です。

◆造り付け家具もお手のもの

空いているスペースに、カウンターやデスクなどの造り付け家具を設置することも、木工事リフォームなら簡単にできます。空間を無駄なく使え、家や自分のサイズにぴったりのものを製作できるのもメリットです。既製品では必ず生じる「あと数センチの隙間」が発生しません。

◆自由度が高い

木工事リフォームは、デザインや色、サイズなどの自由度が高いのも特徴です。壁のクロスや床材、既存の建具の色に合わせて仕上げられるため、あとから足したのではなく最初からそこにあったような一体感を出せます。

5. 木工事リフォームが最適な場所と費用相場

木工事リフォームはどんな場所でも対応可能ですが、なかでも効果が出やすい場所を、費用の目安とあわせて整理します。

木工事・簡単リフォームの費用相場(1件あたり)
横軸:工事費用(万円)/バーの左端が下限、右端が上限
クロス張り替え(6畳)
 
4〜7.5万円
壁面収納の造作
 
5〜30万円
押入れ→クローゼット化
 
8〜25万円
階段下収納の新設
 
15〜50万円
シューズクローク(3畳程度)
 
30〜50万円
玄関を壁面収納タイプへ変更
 
50〜100万円
 
0255075100万円
 
内装・造作(軽微) 既存収納の造り替え 新設・大型造作

出典:SUUMOリフォーム、ホームプロ、リショップナビ、リフォームガイド等が公開する費用相場情報(2026年8月時点)を範囲として整理したもの。設備のグレード・既存部の状態・搬入経路・住戸の階数によって変動します。実際の金額は現地調査のうえお見積りいたします。

◆玄関

玄関は、住まいの「顔」ともいえる場所。だからこそ、おしゃれな空間にしたいものです。木工事では、玄関脇に手洗いを設置したり、シューズラックやシューズインクローゼットなどの収納をつくったりできます。ベビーカー・ゴルフバッグ・アウトドア用品など「室内に持ち込みたくないが屋外にも置きたくないもの」の置き場が生まれるのが最大の効果です。

◆廊下

「廊下がなんだか殺風景」「ただ通るだけの場所ではなく、空間を有効活用したい」という方におすすめの木工事リフォームが、埋め込み型の壁面収納です。壁の厚み(在来工法では通常105mm前後)を利用して棚を埋め込むため、廊下の有効幅をまったく狭めずに収納を増やせます。鍵置き場、印鑑置き場、ディスプレイ棚、本棚など、用途に合わせた奥行きで設計できます。

◆階段

階段にも、廊下同様、収納を木工事リフォームで取り付けられます。階段下を引き出し収納にすることも可能です。階段下は天井高が斜めに変化するため既製品が入りにくく、まさに造作の得意分野。掃除機・防災備蓄・季節家電など、使用頻度の低い大物の置き場として機能します。

◆ダイニング・キッチン

木工事リフォームでダイニングを美しく機能的に変えることもできます。たとえば造り付けカウンター、なにがどこにあるのか一目で見渡せるパントリーなどを造ることが可能です。カウンターは子どもの学習スペースや在宅勤務のワークデスクとしても使え、家族の生活動線に合わせた高さ・奥行きで設計できます。

◆和室の押入れ

和室の押し入れも、木工事リフォームで大変身します。押入れをクローゼットにして使いやすくしたり、テレワークスペースや押入れ2段ベッドへ変更したりできます。中段を撤去してハンガーパイプを設置するだけの簡易的な工事なら3万〜10万円前後、襖を折れ戸に替えて内装まで仕上げる一般的な工事で10万〜25万円が目安です。

場所別・木工事リフォームでできること
場所 代表的な工事 暮らしへの効果
玄関 シューズインクローゼット、手洗いカウンター、可動棚の造作 屋外用品の定位置ができ、たたきが片づく
廊下 壁厚を利用した埋め込み収納、ニッチ、本棚 有効幅を減らさずに収納量を増やせる
階段 階段下の引き出し収納、扉付き物入れ 掃除機・防災備蓄など大物の置き場が確保できる
ダイニング・キッチン 造作カウンター、パントリー、食器棚の造作 学習・在宅勤務スペースを兼ね、ストックが見渡せる
和室の押入れ クローゼット化、ワークスペース化、2段ベッド化 使いにくい奥行き(約900mm)を用途に合わせて再設計できる
リビング 壁面収納、テレビボード、飾り棚 床に家具を置かずに済み、部屋が広く見える

6. 【2026年重要】リフォームに建築確認申請が必要になるケース

元記事の執筆時点にはなかった、2026年時点で最も重要な変更点です。

2025年4月1日施行の改正建築基準法により、いわゆる「4号特例」が縮小されました。これまで木造2階建て・木造平屋は「4号建築物」として建築確認審査の一部が省略されていましたが、この区分が廃止され、一般的な木造2階建ての戸建て住宅は「新2号建築物」に分類されるようになりました(木造平屋で延べ面積200㎡以下は「新3号建築物」)。

何が変わったのか

新2号建築物では、「大規模の修繕・大規模の模様替」にあたる工事に建築確認申請と工事完了検査が必要になりました。大規模の修繕・模様替とは、国土交通省の定義で「建築物の主要構造部(壁・柱・床・梁・屋根または階段)の一種以上について行う過半の改修等」を指します。

結論:木工事による収納リフォームは、原則として確認申請不要

結論から言えば、本記事で紹介している簡単リフォーム(収納の造作、カウンターの設置、クロスの張り替えなど)は、主要構造部を過半にわたって改修するものではないため、建築確認申請は不要です。2025年4月以降も、これまでと同じように着手できます。

建築確認申請の要否(木造2階建て・2025年4月〜)
工事の内容 確認申請 補足
収納・カウンター・棚の造作(木工事) 不要 主要構造部の改修にあたらない
クロスの張り替え、構造に影響しない床の張り替え 不要 仕上げ材のみの内装工事
キッチン・トイレ・浴室など水まわり設備の交換 不要
手すり・スロープの設置(バリアフリー化) 不要
屋根の葺き替え(屋根ふき材+防水シートまで) 不要 構造材に触れない場合。カバー工法も不要
外壁の仕上げ材のみの改修 条件付きで必要 外壁の全面にわたる場合は仕上げ材のみでも必要(屋根とは異なる扱い)
床の張り替えで根太・梁など構造材までつくり直す 床面積の過半なら必要
柱・梁の撤去を伴う間取り変更、スケルトンリフォーム 必要 構造計算書・建築士による設計と工事監理が必要
増築(床面積を増やす工事) 必要 防火地域・準防火地域では面積の大小にかかわらず必要。東京23区の多くが該当します

出典:国土交通省「建築基準法の一部を改正する法律(2025年4月施行)」、SUUMOリフォーム「4号特例縮小でリフォームも建築確認申請が一部必要に」(さくら事務所・友田雄俊氏監修)。個別の可否は現場の状況により判断が分かれます。着手前に必ず施工業者・建築士にご確認ください。

押さえておきたい2つの補足
  • 木造平屋(延べ面積200㎡以下)は引き続き審査省略の対象。大規模なリフォームでも建築確認申請そのものが不要です
  • 「大規模の修繕・模様替」は省エネ基準適合義務の対象外。一方、増築や改築を行う場合は省エネ基準適合義務の対象になります。似た言葉ですが扱いが異なる点に注意してください

7. 2026年に使える補助金とリフォーム減税

補助金:断熱改修とセットにするのが条件

2026年は「住宅省エネ2026キャンペーン」として、国の補助事業が実施されています。ただし、収納の造作など木工事単体では補助対象になりません。いずれの事業も断熱改修を必須工事としているためです。

2026年に使えるリフォーム補助金
補助事業 補助対象工事 補助上限/戸
みらいエコ住宅2026事業 躯体(床・壁・天井)の断熱改修を含む幅広いリフォーム工事
※原則、平成28年12月31日以前に新築された住宅が対象
最大100万円
(改修前の省エネ性能と改修後に達成する基準に応じる)
先進的窓リノベ2026事業 高い断熱性能を有する製品を用いた開口部(窓・ガラス)の改修 最大100万円

※いずれも補助額の合計が5万円未満の場合は申請できません。※事務局に登録された建材・設備を使用した工事のみが対象です。※申請は登録事業者が行うため、契約先が登録事業者かどうかの確認が必要です。

みらいエコ住宅2026事業の予算消化率
2026年8月16日午前0時時点/交付申請(予約を含む)の総額ベース
リフォーム
 
3%
長期優良住宅・
ZEH水準住宅(新築)
 
23%
GX志向型住宅
(新築)
 
49%
余裕あり 中程度 消化が進行

出典:みらいエコ住宅2026事業 公式サイト(国土交通省)。予算上限に達し次第、交付申請の受付は終了します。リフォーム枠は2026年8月時点でまだ余裕がありますが、工事の完了・引渡し後に申請する仕組みのため、年内活用を狙うなら秋までの着工が現実的です。

減税:リフォーム促進税制が3年延長された

令和8年度税制改正により、リフォーム促進税制(所得税)の適用期間が3年延長され、令和8年1月1日〜令和10年12月31日になりました。固定資産税の減額措置は5年延長され、令和8年4月1日〜令和13年3月31日までです。

対象は耐震・バリアフリー・省エネ・三世代同居対応・長期優良住宅化・子育て対応の6種類の工事で、工事内容に応じて最大60万〜80万円を所得税額から控除できます。住宅ローンの利用有無を問わず使えるのが特徴です。

さらに令和8年度税制改正では、対象となる住宅の床面積要件の下限が50㎡から40㎡に緩和されました。都心のコンパクトな戸建てやマンションでも減税を使いやすくなっています(出典:国土交通省「令和8年度税制改正概要」)。

収納リフォーム単体では減税の対象外です

木工事による収納の造作は、上記6種類のいずれにも該当しないため、それだけでは減税を受けられません。ただし「子育て対応リフォーム」には収納設備の設置が含まれる場合があります。また、国や地方公共団体の補助金を受けていても、要件を満たせば減税制度をあわせて適用できる可能性があります。適用可否は工事内容によって判断されるため、計画段階でご相談ください。

8. 東京・一都三県で簡単リフォームを成功させるポイント

東京・一都三県、とくに東京23区は住宅面積が限られるため、木工事による「立体的な収納づくり」の効果がとりわけ大きくなります。首都圏で簡単リフォームを進めるうえでの実務的な注意点を3つ挙げます。

1. 増築は「10㎡以下なら申請不要」が通用しないことが多い

防火地域・準防火地域では、増築面積の大小にかかわらず建築確認申請が必要です。東京23区の多くはこのいずれかに指定されています。「収納が足りないから少し建て増ししよう」と考える前に、まず用途地域と防火指定を確認してください。屋内の空間を造作で使い切るほうが、時間も費用も抑えられるケースがほとんどです。

2. 搬入経路が費用を左右する

前面道路が狭く、資材を積んだ車両が横付けできない住宅地では、搬入に人手と時間がかかります。木工事は現場で材を加工して組み立てるため、完成品の大型家具と違って搬入経路の制約を受けにくいのが利点です。狭小地・旗竿地・3階建てでは、この差が実際の費用に効いてきます。

3. 自治体の助成制度もあわせて確認する

国の補助事業のほか、市区町村が独自にリフォーム助成を設けている場合があります。一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会が全国の自治体制度を検索できるサイトを公開しているので、お住まいの自治体名で確認してみてください。

9. 職人の技が光る木工事|自由住宅のクラフトマンリフォーム

自由住宅では、「クラフトマンリフォーム」を提供しています。これはクラフトマン(大工職人)による、従来の既製品などを活用しないオリジナル木工製作・作業による夢の再構築です。その特徴をご紹介します。

特徴 内容
誠実 自由住宅には制限がありません。リフォームも自由。お客さまに真摯に向き合い、真心込めて対応します
提案力 お客さまの住まいにおけるお困りごとや夢への実現を丁寧にヒアリングし、プロとして快適に過ごせる住まいをご提案いたします
確かな技術 クラフトマンリフォームでは、大工が施工を担当します。そのため確かな技術でしっかりとリフォームでき、美しく仕上げます
手直し対応が迅速 工事終了後でも手直し対応が可能です。迅速に対応いたします
小さな工事でもOK 棚1枚、扉1枚といった小さな工事でも問題ありません。喜んでリフォームいたします
丁寧な対応 「リフォームははじめてで不安」「なにからはじめたらいいのかわからない」といった不安や心配事にも丁寧に対応します。マナーと気配りを心がけることも忘れません
適正料金 「リフォーム」と聞くと費用がたくさんかかるイメージがあるかもしれません。しかし自由住宅のクラフトマンリフォームなら、適正料金でのリフォームで、高額な費用の負担はありません
 

よくある質問

Q. 簡単リフォーム(お手軽リフォーム)とは何ですか?
A. 既製品の据え付けや内装の入れ替えなど、工期がおおむね2日程度で収まる小規模な工事を指します。壁の撤去や間取り変更を伴わないため、引っ越しや長期の仮住まいが不要で、暮らしながら実施できるのが特徴です。クロスの張り替え、収納の造作、カウンターの設置、押入れのクローゼット化などが代表例です。
Q. 木工事(もっこうじ)とは何ですか?
A. 木材をおもな原料として、加工・組み立て・取り付けを行う工事のことです。住宅の骨組を木材でつくったり、木製の設備を取り付けたりする工事を指し、リフォームでは棚・収納・カウンターなどの造作家具に応用されます。既製品と違い、部屋の寸法に合わせて現場で加工するため、壁のゆがみや天井高の変化がある場所でも隙間なく納められるのが強みです。
Q. リフォームに建築確認申請は必要ですか?
A. 収納の造作・クロスの張り替え・設備の交換など、構造に触れない工事は不要です。2025年4月の建築基準法改正(4号特例の縮小)で、木造2階建てでも「主要構造部(壁・柱・床・梁・屋根・階段)の一種以上について行う過半の改修」=大規模の修繕・模様替には建築確認申請が必要になりましたが、簡単リフォームはこれに該当しません。ただし増築は、防火地域・準防火地域では面積の大小にかかわらず申請が必要です。東京23区の多くが該当します。
Q. 押入れをクローゼットにするといくらかかりますか?
A. 中段を撤去してハンガーパイプを設置するだけの簡易的な工事なら3万〜10万円前後、襖を折れ戸や引き戸に替えて内装まで仕上げる一般的な工事で10万〜25万円が目安です(各社が公開する費用相場情報より)。押入れの奥行きは約900mmと洋服の収納には深すぎるため、手前を可動棚、奥を季節物の置き場にするなど、奥行きの使い分けを設計段階で決めておくと使いやすくなります。
Q. 造作家具と既製品の収納家具は、どちらを選ぶべきですか?
A. 置き場所の寸法が中途半端な場合、天井までフルに使いたい場合、将来的に転倒させたくない場合は造作家具が有利です。造作は壁や床に固定するため地震時に倒れにくく、上部のデッドスペースも生じません。一方、数年以内に転居する予定がある、模様替えの自由度を残したい場合は既製品が向きます。費用面では既製品のほうが安く済むことが多いものの、隙間の発生や買い替えを含めて考えると差は縮まります。
Q. 収納リフォームに補助金は使えますか?
A. 収納の造作だけでは、国の補助金・減税の対象になりません。2026年の「みらいエコ住宅2026事業」「先進的窓リノベ2026事業」はいずれも断熱改修を必須工事としており、リフォーム促進税制の対象も耐震・バリアフリー・省エネ・三世代同居・長期優良住宅化・子育て対応の6種類に限られるためです。内窓の設置など断熱改修と同時に計画すれば、その部分について補助を受けられる可能性があります。市区町村が独自の助成制度を設けている場合もあるので、あわせて確認してください。
Q. リフォームはどのタイミングで頼めばいいですか?
A. 「気になり始めたとき」が最適です。住宅リフォーム推進協議会の調査では、実際のリフォーム費用は築20〜30年で平均324.4万円、築50年以上では平均637.8万円と、傷みが進むほど費用が膨らむ傾向が明確に出ています。また、家族構成が変わるタイミング(子どもの入学・独立、在宅勤務の開始、親との同居など)も、収納や間取りを見直す好機です。
Q. リフォームは自分でDIYしてもよいですか?
A. 棚板の設置やフックの取り付け程度であればDIYでも可能です。ただし屋内配線工事やコンセントの増設は電気工事士法により資格者以外は施工できず、給水管の分岐は水道法により指定給水装置工事事業者でなければ行えません。また壁の撤去は耐力壁かどうかの判断が必要で、誤ると耐震性を損ないます。仕上がりが目に見えるクロス・塗装・フローリングも、やり直しの費用を含めるとプロに依頼したほうが結果的に安く済むことが多い工事です。

まとめ

リフォームは「家が古くなったからやらなければならないこと」ではありません。使い勝手をよくしたい、快適に暮らしたい——その動機だけで十分な理由になります。そして小さく始めるほど、費用も工期も抑えられます。

簡単リフォームのなかでも木工事は、既製品では埋められない空間を収納やカウンターに変えられる点で、とくに費用対効果が高い工事です。押入れ、階段下、廊下の壁厚、玄関のたたき——住まいには「使われていない立体空間」がまだ残っています。住宅面積が限られる東京23区・一都三県では、その差が暮らしやすさに直結します。

2025年4月の建築基準法改正でリフォームのルールは一部変わりましたが、収納の造作やクロスの張り替えといった簡単リフォームは、これまでどおり建築確認申請なしで着手できます。気になる場所がある方は、棚1枚からでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

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出典・参考情報

※費用相場はSUUMOリフォーム、ホームプロ、リショップナビ、リフォームガイド等が公開する情報(2026年8月時点)を範囲として整理したものです。実際の金額は現場の状況・仕様により変動します。
※本記事は2026年8月17日時点の公表情報にもとづいています。法令・補助金・税制は改定されることがあります。実際のご計画にあたっては、必ず各制度の公式情報および専門家の判断をご確認ください。